お気に入りの筆記用具

 こんにちは!

福祉用具の藤田です。


突然ですがみなさん、お気に入りの筆記用具はありますか?

今回は福祉用具ではなく筆記用具の話しです。


わたしはトラベラーズカンパニーの「ブラス・ボールペン」という

ボールペンを気に入って使っています。


キャップ式のボールペンで、使わない時はとてもコンパクトになり

一見「弾丸」のようにも見えて、男心をくすぐります。



真鍮のボディは経年劣化(酸化)しますので、

使用していくうちにレトロな見た目を楽しむことができますし、

レトロ感に飽きたら、お酢に浸すことでピカピカに戻すこともできます。


ただ、このボールペン

替え芯を自分好みにアレンジできない、という難点もあります。

互換性のある替え芯はOHTOの「 NO.705NP」だけ。



この芯は非常に細いラインが書けるのが特徴で、色も少し薄く、ぱっと見た感じでは

0.3mmのシャープペンシルで書いた字のようにも見える(!)油性インクです。

小さな文字でびっしり書きたい方には適したボールペンですし、

好きな人にはたまらない書き心地かと思いますが、

残念ながらわたし好みではありません。


わたしは、字にはある程度の存在感がほしいタイプで、

太めのくっきりしたインクが好みなのです。

例えば三菱鉛筆の「ジェットストリームインク」なんかが好きで、

これをどうにかして「ブラス・ボールペン」にセットできないものか、長いこと試案しておりました。


そして、わりと最近、その方法を思いついたのです!!!


使うのは「uni JETSTREAM SXR-200-07」という替え芯です。

これはOHTO「NO.705NP」より直径がわずかに短く、

先端を保護するための樹脂チューブが付属しています。(←これが重要!)

このチューブをカットしてお尻の部分と中央あたりに接着剤でくっつけます。

次に中央のチューブに細く切ったセロテープを巻き、厚みを出して完成です。

これで形状が「NO.705NP」と同様になり、

ブラスボールペンの替え芯として使用することができるようになるわけです!



どうですか?

特にパーツを別に買うでもなく、あるもので完結しているこの改造、

わたし的には大当たりだと思っているのですが、いかがでしょうか?

このくらいの工作なら昼休みに手軽に行えますし、

常にこの改造替え芯を1本ペンケースに入れておけば万事OKです。

※ジェットストリームはファンの多い油性インクです。
油性インクなのでもちろん公文書に使えますし、水性インクに迫る書き味の良さが魅力的です。ちなみに弊社ではケアマネジャーの石黒さんが愛用していることで有名です。


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