トイレのカギは開けられる

 こんにちは!

福祉用具の藤田です。


今回はトイレについてのお話しです。

トイレといえば福祉用具

福祉用具といえばトイレですよね。


実際、初回訪問の際は、ほぼ必ずトイレは確認いたします。

・便器から一人で立ち上がれるのか?

・手すりは付いているのか?

・便器の高さはどれくらいか?

・まさか汽車便器ではあるまいか?


このようにトイレについて詳しいはずのわたくしでしたが、

先日、あることを知ってビックリいたしました。


みなさんは知っていますか?

「トイレのドアのカギは外からでも開けられる」のです。


2才になったばかりのウチの息子はトイレトレーニングの真っ最中。

お風呂に入る前に、便座に座らせておしっこをさせます。

出ても出なくても、便器に座らせることが大切なんだとか。

そんなトイレトレーニングで事件が起こりました。

息子がトイレの内側からカギをかけてしまったのです。

わたしも妻も、日々用を足すときは息子がトイレに入ってくるのを

懸命に阻止しているのですが、それをマネてか

「パパ、だめよー」と言われてトイレから追い出されたわたし。

ドアがばたんとしまってその数秒後、ガチャリとなって、大混乱です。


異変を察知した息子はトイレ内で大泣き。

妻は混乱して奇声を発する始末。

わたしも頭に血が上っていたので、

ドアの蝶番を外してしまおうと思い、ドライバーを握りしめていました。

そこで目に入ったのが、トイレのドアノブの下にある金具です。

10円玉で回せるようになっている、アレ。

「ああ、これで開くわ」

マイナスドライバーを使ってすんなり開錠。

息子と再会です。

ほっと胸をなでおろしました。


トイレは外側から開けられるようになっているのです。

たぶん、トイレ内で気分が悪くなって動けなくなってしまう人が

多いからなのでしょう。

30代後半に差し掛かり、新たにものを覚えた藤田でした。

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