こんにちは岩﨑です。
弊社からすぐちかくに小向第一公園があります。
ホームベースのような形をしていて早朝にはグループでグランドゴルフを楽しまれていることもあります。
ホームベースの根元付近に写真の自転車(健康器具)が設置されています。
エピソードはこの自転車で起こりました。
ある利用者様は認知症の診断を受け内服での治療を受けていました。
体の動きは良かったのですが徐々に症状が進行、弊社併設のデイサービスをご利用されていました。
適応はよく徐々に回数を増やしながら当時は日曜日以外週6回のご利用となっていました。
約3年前頃のこと。
デイサービス利用中に不穏な様子が見られ、落ち着かない状態となったようで当時の管理者の方が外出歩行訓練をかねてこの公園まで付き添ってくれました。
ご利用者様はこの自転車にまたがり「田舎(長野県)へ帰る」と話され自転車をこぎだしたそうです。
残念ながら1㎜も動かない。
あれから3年ほど過ぎもう一度自転車をみたとき、本人の行動についてもう少し寄り添う気持ちが持てなかったかとちょっぴり反省しています。
認知症の方のケアについて現在も手探りの状況で考えさせられることが多いです。
想像ですが、自転車をこいでる際、少しだけ向かい風が吹いていたのではと思いました。
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