映画の話

 訪問介護の荒川です。

 映画といえば、どちらかと言うと外国映画が好きで、時々観ます。
行ったことのない場所の景色や文化に出会えるのが楽しい、いつか、行ってみたいと思いながら、、、(^^)。思うだけなのですが。
最近観た映画の中で、印象に残った物を2つご紹介します。


 数ヶ月か前に、アマゾンで「ファーザー」という映画を観ました。
イギリスが舞台の年老いた父親と家族の物話。
父親は認知症を患い、娘の家を自分の家と勘違い、腕時計を置き忘れて介護人に盗られと思い込んだり、よく聞くようなお話しです。アンソニー・ホプキンスが演じるこのおじいちゃん、頑固で困ったところはあるのだが、いい味を出しています。
本当は違うのに「昔はタップダンサーだった」、「サーカスで働いていた」と、タップダンスを踊ってみせたり、亡くなった次女に似た介護人が来ると急におめかしをしたり、憎めないキャラクターです。

 この映画を観て新鮮だったのは、認知症であるこの父親の頭の中の出来事も実際に映像化されていて、観ている私も、どれが本当の話なのか、分からなくなってしまったことです。長女が「パリに引っ越す」と言っていたのに今度は引っ越さないことになっていて、どっちが本当なの???と思ってしまいます。

 認知症による混乱も、おそらくこういうことなのかな〜と、おぼろげながら気付かされました。


 アクション映画も好きで、先日は「ミッション・インポッシブル 2023」をIMAXで観てきました。
初めてのIMAXで、音と映像は迫力がありました。
少々暴力シーンが多い(物語の性質上仕方がない?)ような気もしましたが、ローマ、ベネチア、オリエント急行の景色は圧巻でした。
また、話題のトム・クルーズ渾身のスタントシーンも、迫力満点。
よくこんなことができたなーと感心してしまいます。
テーマには、近年の人類が避けては通れない〇〇との戦い(共存)があるようですが、これ以上書くとネタバレしてしまいそうなので、ここまでにしておきます(^^)
パート2も是非観たいと思う映画でした。

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